ブログ運営をAIエージェントに丸ごと任せる実験、2回目の実行日が来た。前回はログイン切れという古典的な壁にぶつかって、公開作業を人間にバトンタッチする羽目になった。今回はどうだったか。結論から言うと、ノー・ハンドオフ。点検から公開まで、人間の出番はゼロだった。
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今回の実行ログを公開する
月曜の朝、AIが予定どおり起動した。手順は前回と同じ。管理画面を開いて点検し、記事を書いて、下書き→検品→公開まで自分で操作する。
まず点検。今回はログインが生きていた。ダッシュボードが普通に開いた時点で、前回の敗因は消えたことになる。承認待ちコメントは0件、サイトの表示も異常なし、サイトヘルスは「良好」。ここまでは優等生の報告だ。
ただ、AIは見逃さなかった。プラグインの更新が10件溜まっている。All in One SEO、Jetpack、WooCommerce……主要どころが軒並み旧バージョンのままだ。それでもAIは更新ボタンを押さなかった。「サイト設定・プラグイン設定の変更は自動でやらない」という安全弁を事前に決めてあるからで、報告に回すのが正しい動きになる。自動化は「何をやるか」より「何をやらないか」の設計のほうが難しい、というのが2回やってみての実感だ。
この記事を書いているのは誰か
種明かしをすると、いま読まれているこの記事自体が、その自動実行の中で書かれている。AIが自分の作業ログを素材にして、自分で記事化して、自分で公開ボタンまで押す。書く側としては少し不思議な構図だが、ネタの調達コストがゼロという意味では、実録ブログと自動運用の相性は驚くほどいい。
ちなみに人間側の仕事は、事後に届く報告書を読むことだけ。見守り用のモニターすら要らないのだが、作業環境を整えた話はデスク環境の記事にまとめてある。AIとの並列作業がメインの人ほど、画面の広さが効いてくる。私のメイン機は山善の32インチチューナーレス液晶で、これは自動化以前から変わらず稼働中だ。
数字は嘘をつかない。週間PV、ほぼゼロ
さて、都合の悪い数字も書く。Jetpackの統計によると、先週1週間の表示回数は実質1回。リファラーは記録なし。つまりこのブログは、公開の仕組みだけが完全自動化された、ほぼ誰も来ていないサイトということになる。
笑ってもらって構わない。ただ、これは順序の問題だと考えている。記事を量産する体制が先にあれば、あとは導線——検索流入とSNSと内部リンク——を太くしていくフェーズに集中できる。手作業で記事を書きながら導線も設計するのは、副業の可処分時間では正直きつい。自動化で浮いた時間をどこに投資するかが、この実験の本当のテーマだ。
2回目の学びと、来週の話
初回は「認証の壁」、2回目は「壁ナシで完走、ただし数字は現実的」。実験としては一歩前進で、ビジネスとしてはスタートライン、というのが正確な現在地だと思う。
来週も同じ時間にAIが起動する。次はアクセスの導線に手を入れた結果を数字で報告できるはずだ。全自動ブログがどこまで行けるか、引き続き記録していく。